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ワークショップでは、伝統的な東アジア芸術の必需品である文房四宝、すなわち筆、墨、硯そして紙などを紹介します。 アプローチは理論的で、なおかつ実用的なものです。たとえば、文房四宝の生産のされ方、それぞれの道具が特定の使われ方をしている理由 などを理解すると同時に、参加者は使用法の実験などを通して基本的な技術を学ぶことが出来ます。ワークショップは、伝統的な技術に内容の基礎を置きますが、書や墨絵の伝統などを学ぶためのものではありません。文房四宝を参加者自身が必要とする目的のために使っていただくためのものです。
基本レベルのワークショップでは、素材についてのプレゼンテーションをします。その後、墨を磨る練習をし、様々な筆の持ち方と多種多様の墨を使い濃淡の実験します。用具をお持ちでない方は、墨、筆、和紙などをご用意しております。(要別途費用)
応用レベルのワークショップでは、さらなる技法とさまざまな墨の効果の組み合わせを練習します。これらは個人制作の基礎になります。
ワークショップは、希望者の興味や時間的な制限を考慮して組み合わせを変えることが可能です。詳しくは、メールでお問い合わせください。
今まで、様々なジャンルのアーティストたち、カリグラファー(西洋書道家)そして墨に興味のある方々や子どもたちにワークショップを行ってきました。
日本でのワークショップ参加者の多くは、墨を緩やかに楽しみながら使うことを希望されています。
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